「自宅に何枚あるかわからない」、掘り出し物は地方へGO!
「あと1枚、もう1枚」と買い込んでいくうちに、自宅はCDで溢れかえってしまったそうだ。
「1万枚は超えているでしょうが、もはや自宅にCDが何枚あるのかわからないんですよね。パソコンに取り込むこともめっきりなくなり、今は床に積み重ねているだけ。たださすがに置ききれなくなって、今住んでいる部屋の隣の部屋も借りたんです。月6万円の部屋なので管理費だけでもバカになりません(笑)」
100円CDという魔境にひとり潜り続け、魅力を伝えてきたデラさん。今後100円CDコーナーが100円のままであり続けてほしいことが望みだという。
「ぼくはCDを100円のまま買うのが大好きで、100円のシールはあえて剝がさないんですよ。100円で売られていた、という何よりの証拠で、品質保証のシールだと思うので(笑)。
けど今はライバルも増えてきまして、100円で買うのが難しくなってきている。特に都内だと、希少な100円CDには出会いづらくなってきました。
なので、あっと驚くCDを探したいときは、地方のほうがお宝を見つけられるかもしれません。とはいえ、このアドバイスでライバルが増えすぎるのはごめんだったりもしますが(笑)」
取材・文/文月/A4studio