蓮舫氏は自公案に「形だけ」と批判、歳費引き下げ法案まで出していたが……
3年間、ほとんどの参院議員が歳費を返納しなかったと指摘される立憲は、自主返納を盛り込んだ歳費法改正が議論されていた2019年には、3年間の自主返納では不十分だとして、より長期で確実に歳費を削減できる法案を国会に提出していた。
「蓮舫氏は当時、『参院議員の歳費を自主返納する期間がたった3年間で、あまりにも形だけで、ばかにしている』と自公の法案を批判。立憲は参院議員だけでなく衆院議員の歳費や首相の給与も引き下げる法案まで出しました。
それなのに、実際に自公案にもとづく自主返納が始まったら応じないという姿勢では、支離滅裂です。立憲はパフォーマンスや口だけだと批判されても仕方ありません」(全国紙政治部記者)
立憲の泉代表は首相の賃上げ法案についてX(旧Twitter)で「感覚がおかしい」と批判していたが、すでに法律に書き込まれた自主返納に応じなかった議員の「感覚」も問われている。
取材・文/集英社オンライン編集部ニュース班