オシャレに目覚めたきっかけは「モテたかったから」

えーすけさんは今でこそオシャレな服装に身を包み、誰もが認めるイケメンだ。しかし、高校生の頃はファッションに無頓着で遊びに出かけることも少ない、真面目で地味な陰キャだった。

高校時代のえーすけさん
高校時代のえーすけさん

「中高時代はメガネをかけていて、いわゆる“イモ臭い”感じでした。当時は自分に自信がなく、容姿にコンプレックスを抱いていたので、女の子と上手に関係をつくることもできませんでした。もちろん遊んだりする機会もありませんでしたね」

高校時代は女子校に通う女の子と遊ぶクラスメイトを見て「いいなあ」とただ眺めてているだけだった。しかし、女の子と上手く関われず、オシャレもしない日々の中で、ひたすら勉強を最優先させていたのだという。

「私の通っていた高校では、内部進学で大学に進学するのが一般的でした。ですが、勉強に集中していて成績がよかったため東大を目指すことにしました。高2の頃から受験までのロードマップを引いて、コツコツ勉強をこなす生活を毎日続けていましたね」

東大合格発表のとき
東大合格発表のとき

高校時代の大部分の時間を勉強に費やし、無事に東大合格を果たすことができたえーすけさん。その後、進学を機にオシャレに本腰を入れるようになり、本格的にファッションの勉強を始めたことで徐々に自信がついたという。その結果、大学1年の後半には人生初の彼女ができた。

高校生時代(左)と現在
高校生時代(左)と現在

「そして、ホストを始めたことでさらに自信をつけることができました。ホストは女性から『かっこいい』と言われる機会が極端に多い仕事です。毎日のように女性から褒められたことで、自信だけでなく自己肯定感も上げることに成功しました」