道の駅だから珍しいメニューがあるに違いないと、まだそれほどお腹は空いていませんでしたが「お食事処 さくら食堂」に。なんと「ニラうどん」なる初めて見るうどんが。「ニラそば」もありましたが、加須うどんで有名な加須市ですから、ここは迷わずうどんですね。今年の2月から加わった新メニューで、地元の名物というわけでもないようです。ニラの産地であるのは間違いないので、こういう食べ方自体はきっとあるんでしょうね。シャキシャキのニラとうどんとの相性が抜群でした。

東武日光線柳生駅を降りたらキムタクコロッケと三県境に出合った_7
ニラうどん並880円。大きな天ぷらとたっぷりのニラ、そしてシコシコツルツルの加須うどん。オススメです! ちなみにニラそば並は970円

お腹いっぱいになったところで、どこまでも続く河川敷と遠くに大きな湖が見える渡良瀬遊水地に向かって、テクテクと歩き出しました。土手一面に菜の花の黄色が敷きつめられています。これまでの人生でのトータルをはるかに超える本数の菜の花を見ました。先ほどのセンダイ青年にならって、森高千里の「渡良瀬橋」を口笛で吹きながら歩いてみるとしましょう。でも、あとで地図を見たら渡良瀬橋は20kmぐらい上流でした。ま、気持ちよかったからいいか。

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こちらから見ると「栃木県栃木市」の入口の看板が。反対の車線には「群馬県板倉町」の看板が。あれ? 手前の右側にある「道の駅かぞわたらせ」の住所は加須市なのに。さすが、このあたりはいろんな境目が入り組んでいるようです

30分ぐらい歩いて、遊水池のメインスポットである谷中湖の入口に到着。この湖がハート形をしていることに引っ掛けて、道の駅が「恋人の聖地」を名乗っているようです。さっきのオブジェは、ちょっとハートがゆがんでいると思ったら、この湖の形だったんですね。さらに湖を突っ切っている広い道路を歩いて、真ん中の「中の島」へ。