あの有名建築家と共同開発したトレーラーハウスも
さて、ここからはスノーピーク陸前高田キャンプフィールドのサイトについて、どのようなステイを楽しむことができるのか具体的にご紹介していきましょう。
まず、区画化されていない大きく開けた「フリーサイト」が88サイト用意されています。1サイトにつき6名(目安)、1帳ずつ設営できるので、家族同士など複数のグループでキャンプを行いたい場合は、こちらを利用するとよいでしょう。
ただしフリーサイトは、サイトの指定や場所の予約が不可。先着順の設営となるので、グループ同士で隣り合った場所にテントを設置したい場合などは、早めのチェックインがおすすめです。
一方で区画化されたサイトとしては、「電源付区画サイト」が17サイト、「電源なし区画サイト」が34サイト用意されています。
特に電源付区画サイトではスマートフォンやPCの充電をはじめ、暖房などの電化製品が気軽に利用できるので、キャンプが不安な初心者にもおすすめ。また両サイトとも車を横付けできるため、快適なプライベート空間を構築することができます。
広々とした区画サイトは広田湾に面しているため、オーシャンビューを横目にキャンプを楽しむという贅沢な体験も! 宿泊サイトから直接海を眺められるのは、スノーピーク陸前高田キャンプフィールドならではです。
そして愛犬と思いっきりアウトドアを楽しみたい人におすすめなのが、柵に囲われた「ドッグランサイト」(6サイト)。ドッグランサイト内ではリードを着けることなく、開放的に愛犬との時間を過ごすことができます。もちろんリードさえ着用していれば、キャンプフィールド内はどこでもペット同伴可です。
また、テントやタープを設営することなく(それもキャンプの醍醐味のひとつですが)、もっと手軽にキャンプを楽しみたい人の選択肢としては、「住箱 – JYUBAKO」(3棟)と「キャビンサイト」(6棟)および「ドッグラン付きキャビン」(4棟)があります。
なかでも「住箱 – JYUBAKO」は、スノーピークが建築家・隈研吾氏と共同開発した注目のモバイルハウス。ヒノキの香りに包まれた室内にはバス・トイレ・ベッドが一式備え付けられており、開閉可能な大きな窓からは区画サイト同様、広田湾の絶景を一望できます。大自然の中で手軽にグランピング気分を味わいたいなら、ぜひとも利用したいところです。
敷地内にはサイトごとにサニタリー棟が設けられており、炊事場ではお湯もしっかり利用可能。また暖房・温水洗浄便座付きトイレや、24時間使用可能なシャワールームや洗濯機・乾燥機も完備しています。