「性能はPro並み」なスタンダードモデル

iPhone 15シリーズは、iPhone 14 Proと同じ「A16 Bionic」チップを搭載する高機能なスタンダードモデルとして位置付けられます。

新iPhone 15シリーズ発表。実機に触れた印象は? 上位モデルはチタニウム採用で軽く、強靭なボディに。待望のUSB-C対応には注意点も_02
新しいiPhone 15シリーズ

アルミニウム素材を採用した筐体は、側面フレームのエッジに緩やかな曲線を持たせて、エレガントな印象に。

重量に関しては、iPhone 14が172gに対し、iPhone 15が171g。Plusモデルに関してはiPhone 14 Plusが203gに対し、iPhone 15 Plusが201gと、ほんのわずかですが軽量化されています。

新iPhone 15シリーズ発表。実機に触れた印象は? 上位モデルはチタニウム採用で軽く、強靭なボディに。待望のUSB-C対応には注意点も_02
iPhone 15 Proシリーズ同様、エッジ部分にはわずかに曲線がつけられており、柔らかな印象のデザインとなっている

カラーバリエーションはブラック、ブルー、グリーン、イエロー、ピンクの5色展開で、ブラック以外は淡いパステルカラーになりました。

背面ガラスには、塗料を練り込んだカラーインフューズドガラスを採用。表面をマットに仕上げているので、手触りはサラッとしていました。

新iPhone 15シリーズ発表。実機に触れた印象は? 上位モデルはチタニウム採用で軽く、強靭なボディに。待望のUSB-C対応には注意点も_02
iPhone 15 シリーズは、ブラック、ブルー、グリーン、イエロー、ピンクの5色展開
新iPhone 15シリーズ発表。実機に触れた印象は? 上位モデルはチタニウム採用で軽く、強靭なボディに。待望のUSB-C対応には注意点も_02
6.1インチのiPhone 15(左)と、6.7インチのiPhone 15 Plus(右)

ディスプレイには、iPhone 14 Proシリーズで初登場となった情報表示のインターフェース「Dynamic Island」を搭載。ピーク時の画面輝度は、iPhone 14シリーズと比較して400ニト上がり、1,600ニト(HDR時)に向上しています。

加えて、iPhone 15シリーズは明るい場所で2,000ニトまで輝度をブーストする機能も搭載。明るい屋外での画面視認性がアップしました。

新iPhone 15シリーズ発表。実機に触れた印象は? 上位モデルはチタニウム採用で軽く、強靭なボディに。待望のUSB-C対応には注意点も_02
明るいiPhone 15のディスプレイ。「Dyamic Island」を初めて採用した

背面のデュアルカメラシステムは、2つのレンズで3つの画角による撮影に対応しました。メイン側のセンサーは48MPの超高解像度で、標準「カメラ」アプリで「2倍望遠オプション」が選べるようになっています。

このオプションでは、高画素センサーの中央部分を切り出して2倍ズームに相当する画像を保存してくれます。iPhone 14シリーズでは1倍以上はデジタルズームになってしまったので、iPhone 15シリーズでは写真・動画表現の幅がさらに広がるでしょう。