先輩ギャルに「全然かわいくないじゃん」と陰口
――16歳のときに女優に憧れて「第9回全日本国民的美少女コンテスト」に応募。グラビア賞を獲得して芸能界デビューとなりました。
「グラビアってなんだろ?」みたいなところから入りましたね。なんとなくは知ってましたけど、自分の体にコンプレックスがあったし、「賞を取れたのはうれしいけど、グラビア賞か。ちょっと嫌だな……」みたいな。
――どのあたりがコンプレックス?
自分の胸が周りと比べてボリュームがあったので。高校1年生でFカップくらいはあったのかな。それで事務所の方が考慮してくれてコンテスト後1年くらいはグラビア活動はせず、アイドルグループをやってました。
――では高2くらいからグラビア活動を?
そうですね。最初は水着になることがすごく恥ずかしかったんですよ。バスローブで現場に入って、それを脱いで水着になる瞬間が。
――高校生じゃそりゃそうですよね…。
でもどんどん慣れていって、気がついたらバスローブなしで水着のまま「お願いしまーす!」って現場に入るようになってました(笑)。
――適応力が高い(笑)。しかし、同級生や地元の友人にも自分の水着姿を見られるわけですよね。
男子の目線というのは気になりますよね……。地元は新潟の田舎なので、デビューしてから直接何かを言われるわけではないけど、何か視線を感じるみたいな。
駅で友達と一緒に電車を待ってたら、ギャルの先輩たちがこっちを見てて、「ほら、あの子だよ」「全然かわいくないじゃん」「あなたのほうがかわいいよ」みたいなやりとりが聞こえてきたこともありました。それはイヤでしたね。