他人のイラっとする部分にあなたの才能がある
他人にイラっとしたときは、実はチャンスかもしれません。
先ほど、「人の欠けているところにも、自分の欠けているところにも寛大になろう」と言ったばかりで、その言葉をひっくり返すようですが、イラッとする部分には、あなたの才能があるのです。
たとえば、レストランに行ったとき、お水の置き方ひとつで「なんなの? 雑じゃない?」とイラッとした人は、サービス業に向いている人です。
文章を読んだときに「この文章、長いなあ。もっと短く区切って読みやすくすればいいのに」とイラっとできる人は、文章が書ける人です。
気づくということは、そこにあなたの才能があるのです。そこを深掘りしていくと情熱の源泉があるかもしれません。
だから、他人の「欠け」が気になるときは、その気持ちを感じた自分をしっかり見つめてあげましょう。ひょっとしたら、そこに人生を大きく前に進めていける宝が埋まっているかもしれません。
文/山﨑拓巳 写真/shutterstock












