マリンさんが乗ってみたい旧車は?

「SNSを開設した高2までは『バブリースーツ×純喫茶』とか昭和の日常を再現するというか、憧れをそのままコスプレというかたちで表現していました。
でも、『これじゃ同世代の子に昭和の魅力が伝えられない』と思い、現代の流行りを取り入れながら昭和を発信することにしたんです。

たとえば、服装はバブリースーツだけど化粧は今どきのメイクにしたり。ボディコンを着ているけど、靴だけロングブーツを履いてみたり……。
それを映画『AKIRA』に出てくる都市の名前“ネオ東京”をもじって“ネオ昭和”と名づけることにしました」

ファッションは昭和でもメイクはいまどき
ファッションは昭和でもメイクはいまどき

ネオ昭和を発信するようになってからは、若い子のフォロワーも増加。
「私も阪田さんの投稿をみてネオ昭和にチャレンジしてみようと思いました」や「まわりに昭和好きと言えなかったけど、勇気が出ました」といったDMが届くことも多くなったという。

活動に手ごたえを感じるなかで、彼女自身のメディア出演も活発化。各雑誌やニュースサイトへのインタビュー依頼に加えて、今年4月29日の昭和の日には、ネオ昭和歌謡ユニット「ザ・ブラックキャンディーズ」として歌手デビュー。
5月29日には、自身がメインパーソナリティを務める特番「阪田マリンのヒットナイトスタジオ」(MBSラジオ)もオンエアされた。

昭和カルチャーにハマって優等生が激変!「ヤンキー風ロングスカートは即、生活指導の先生に切られ…」「夢は旧車を買ってシャコタンに」“ネオ昭和”ブームをけん引する阪田マリンに直撃!_5
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そんな“イケイケドンドン”なマリンさん。今後の展望は?

「老後は『自分の喫茶店を持つ』と決めているんですけど、とりあえず、お金を貯めて旧車を買ってみたい。初代ロードスターとか、マークⅡも乗りたいですし、スカイラインジャパン(5代目スカイライン)も気になります。
それを改造してシャコタンにして、ハチマルミーティングに参加してみたいですね」

マリンさんの昭和愛のバブルはハジけることを知らない。

取材・文/集英社オンライン編集部ニュース班