不倫報道でGoogle検索数が約4900%アップ
ウーマナイザーが日本国内のネット上でもっとも検索されたのは2021年6月10日。当時のことをウーマナイザーの販売元、Lovehoney Group社で広報を担当する小澤美優氏はこう振り返る。
「その日、突如として1日のGoogle検索数が約4900%、InstagramやYouTubeでのウーマナイザーに関する日本からのコメントが100%以上増加したんです。さらに、国内Amazonでのウーマナイザーの売上も週単位で50%アップ。
弊社の広報機関のある香港支社にいる我々は芸能界の不倫報道について知らなかったため、非常に珍しい動向だと首を傾げていました」
きっかけはともかくとして、これを機に日本での知名度を一気にあげたウーマナイザー。改めて小澤氏にその概要を簡単に説明してもらった。
「ウーマナイザーはドイツに本社を構えるLovehoney Group社が製造元のセルフプレジャートイです。
スティミュレーターヘッドによって女性の陰核を吸引しながら刺激を与えます。
商品はドイツ・バイエルン州在住の発明家ミハエル・レンケ氏とその妻のブリジット・レンケ氏によって、1作目が2014年に発売開始。現在は進化を遂げたさまざまなシリーズが20種以上展開されています」
今回はそのレンケ夫妻によるウーマナイザー誕生ヒストリーに迫りたい。ここからはウーマナイザーのプロダクトマネージャー、イザベル・シュルツェ・ローホフ氏に話を聞いた。