スマートスピーカーになる専用ホルダーが付属

Pixel Tabletの最大の特徴は、同梱の「充電スピーカーホルダー」と接続することで、ディスプレイ付きスマートスピーカーになることです。

Googleは音声およびタッチ操作に対応するディスプレイ付きスマートスピーカー「Nest Hub」シリーズをすでに販売していますが、Pixel TabletでもGoogleアシスタントを使った音声操作を行えます。最新のニュースや今日の天気をサッと教えてもらったり、スマートホーム機器をコントロールしたりと、自宅の“司令塔”として活躍するでしょう。

〈Pixel Tabletレビュー〉専用ホルダーでスマートスピーカーに早変わり! 待望のGoogle純正タブレット「Pixel Tablet」はiPadと何が違う?_2
充電スピーカーホルダー(右)とタブレット(左)は、強力なマグネットで吸着。専用の4ピンポゴプラグによりつながり、充電と音声信号の伝送などが行われる

この充電スピーカーホルダーには、43.5mm口径のスピーカーユニットが搭載されています。Pixel Tabletの背面にある4ピンプラグをホルダー側のコネクタに装着すると、タブレットを充電できるだけでなく、タブレットで再生しているコンテンツの音声がスピーカーに送り込まれます。

たとえばNetflixやYouTubeのビデオコンテンツを再生すると、タブレットの内蔵スピーカーだけで聴くよりも、セリフ(ダイアローグ)がグッと聴きやすくなるうえ、中低音域の音に厚みが増して、より充実した視聴体験になります。

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43.5mm口径のスピーカーを内蔵。映画や音楽コンテンツのサウンドを力強く再生する

なお、タブレットに充電スピーカーホルダーを装着した状態でも約493gと軽量なので、リビングルームやキッチン、子ども部屋などさまざまな場所に持ち運びやすいのもメリット。充電スピーカーホルダーは17,800円(税込)で単品販売されるので、リビングと子ども部屋に1台ずつを置いてもよさそうです。