オーディション合格に「ほら言ったでしょ」
――すごいエピソードですね。
「運命とか必然はある!」って思ったくらい「絶対受かる」と感じていました。新幹線で東京から京都に帰っているときに「絶対受かるから」って母に言ったんです。
でも、それまでに何百回と(オーディションに)落ちているので、「そんなに簡単じゃないよ」って母が言っていたら、その日のうちにマネージャーさんから合格の電話をいただきました。
母は泣くくらい喜んでくれたんですけど言い方が悪いですけど、私は「ほら言ったでしょ」という感じで(笑)。
――『家政婦のミタ』で世間に広く認知されたと思いますが、街中で声をかけられるようになったり、それで少し困ったり、ということはありましたか?
街を歩いていて「希衣ちゃんだ!」って気づかれることは多かったですね。でも、街中で見られて嫌だとかはいっさい思わないです。
これまで十数年間も活動させていただいているので、「あの人、気づいてくれてるな」って私が気づくこともあります。