[ケース5]「フォルダの丸ごと複製」は混乱の元

いくつかの書類が入ったフォルダを「丸ごと複製」した経験はないだろうか。実はこれ、いろいろなトラブルの原因になる可能性がある。

フォルダの複製を行うと、当然ながらその中のファイルも一緒に複製されてしまう。つまり、ファイル名と内容がまったく同じ「重複ファイル」がマシンの中にできてしまうのだ。

文書に少し手を加えて、メールに添付して送ったと思ったら、実は手を加えていないほうだった!というようなミスを引き起こす可能性があるのだ。

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このように中身がまったく同じフォルダがあると、どちらのフォルダ・ファイルを開いているのかがわからなくなり、さまざまなミスを引き起こす

トラブルが起きる根本的な問題は、同じ名前・同じ内容のファイルが複数存在することにある。

これを避けるには、単純にフォルダを丸ごと複製するのをやめることだ。元のファイルをとっておきたいときはファイル単位で複製し、必ずわかるように名前を付け替えておこう。

どうしてもフォルダでまとめて保管しておきたいという場合、外付けのストレージなどにコピーしておいたほうが安全だ。

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マシンの中に同じ名前の書類があると、どれが最新かわかりにくくなり、ミスを招く。フォルダを丸ごととっておきたいときは、外付けストレージなどに退避しておこう
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