「軍略カード」は使い所に御用心!
12種類の「軍略カード」が持つ効果は、それぞれのキャラクターのイメージや能力ともぴったり。原作再現のようなロールプレイも、このコラボレーションならではの楽しみ方です。そうこうしているうちに、与儀さんは全ての兵コマを使い切り……
先に兵コマを使い切った証として「逃げチップ」を獲得!これには最終的に兵コマが同じ数だった場合、そのエリアでの勝利を収めるという大きなメリットがあります。戦場を生き延びる時行のように、素早く逃げきったことが評価されるシステムですね。
さらに不利に追い込まれた東編集。形成逆転を狙い、諏訪頼重のスキル「退却」で兵コマ3個を手元に戻そうとしますが……
どちらかが兵コマを使い切り「逃げチップ」を獲得した時点で、軍略カードを使うことはできなくなるのでした。相手の兵コマの数も見ながら、使い所をしっかり見極めることが大事なようですね。
「悔しい〜!なんでこんなルールにしたんですか!」(東編集)
「『天下鳴動』でも同じなのですが、一人が兵コマを使い切った後は、プレイが詰将棋のように硬直しがちなんです。そこで軍略カードが使えてしまうと、考える時間が長引いてしまいますし、ゲームの処理としてもややこしくなるので、こういうルールにしています」(与儀さん)
「ゲームデザインとしてちゃんとしすぎて、言葉もありません……」(東編集)