最後に雪板遊び

4日目、最終日。なんと気温が0℃を超えた。ダイヤモンドダストが出た日の最高気温は-7℃だったからものすごい差だ。
先輩が雪板遊びに連れてってくれるというので、お昼に仕事を切り上げ河原へ向かう。
雪板というのはビンディングもエッジもない超シンプルなスノーボードみたいなもので、板以外に特別な装備も必要なく気軽に楽しむことができる。
自分は初めてだったのだが、正直、河原の坂を降りるだけじゃすぐ飽きるだろうな〜と舐めていた。実際にやってみたらめちゃくちゃ楽しく、帰りの時間ギリギリまで遊んでしまった。

真冬の北海道で4日間ワーケーションしてみたら、最高だったし、後悔も残った_13
河原で雪板遊び

長靴で板に乗るだけで何も固定されていないので最初はとにかくコケる。だんだん慣れて新雪の上ならカーブができるようになったが、スコップで整地したコースでは最後まで上手く曲がれなかった。悔しい……!

また来ます!

泣く泣く雪板遊びを切り上げ、帰り支度を始める。
幸い帰りは良い時間に電車があったので、名寄まで送ってもらうことなく美深駅から電車で帰ることができた。

真冬の北海道で4日間ワーケーションしてみたら、最高だったし、後悔も残った_14
美深駅のホーム
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なんとなく分かっていたことではあるが、3泊4日でワーケーションは無茶だった。
仕事をする環境としては素晴らしかったが、ずっと働いていたら「一体何しに来たんだ……」と残念な気持ちになるし、遊びに出ると仕事が回らなくなる。
自分のような旅行好き、アウトドア好きな人間がワーケーションとしてどこかに行くなら最低でも1週間は必要だろう。滞在中にちゃんと「休日」を確保できないとダメだ。

美深町、素敵な町でした。しっかり日程確保して、また必ず来ます。

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