所有するスニーカーは全部で350足!
――合計で何足くらいお持ちなんですか?
全部で350足くらいですね。スニーカーのお仕事を色々しているので、よくいただいたりもするんです。
誕生日プレゼントでも「スニーカーが一番嬉しいでしょ?」みたいな感じでいただくんですけど、もうキャパオーバーしているんで、内心はスニーカー以外でお願いしたいです(笑)。
家とは別にガレージも借りていますし、自分のYouTubeチャンネルのスタッフさんの事務所にも20足くらい置いていて。家にあるのは300足くらいですね。
家のリビングが11畳なんですけど、スニーカーのせいで僕が使えるスペースは3畳くらい。
――保管方法にこだわりはありますか?
こだわりというほどではないですが、今はアクリルのクリアケースの中に入れています。ただ、そのケースも200足分くらいしかないんで、溢れたものは箱の中に入れて積んでいるんです。
――スニーカー好きの間では、箱を捨てる派と捨てない派に分かれるそうですね。
5年くらい前に、箱を全部捨てたんですよ。それまでは箱も取っていたんですが、「売るつもりもないし、箱いらないな」と思って。
でも今思えば、「あの時の俺は何をやっていたんだ」と後悔していて…というのも、コラボ物とかレアなスニーカーは箱にもこだわっていて、箱を含めての価値みたいなところがあるんです。
現状売るつもりはないけど、本当にお金が無くなった時や、困り果てた時、売ろうとしても、箱がないと売れないじゃないですか。
あと、もしこの先結婚する時に、奥さんは嫌でしょ。旦那がスニーカーを350足も持っていたら(笑)。だから箱を捨てず、売れる可能性を残しておくべきだった…。
――スニーカーを100足に減らしてくれ、という人と結婚できますか?
いや、でもキツいですね。スニーカーと奥さんを天秤に掛けて、どっちが好きか、ということですね(笑)。
取材・文/佐藤麻水
撮影/浅井裕也
後編:「購入費総額は1000万円超え」「僕にとっての“おめかし”」転売ヤーへの思いや、盗られてしまった初めての1足…アントニーの深すぎるスニーカー愛 はこちら