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60歳でお笑い養成所に入校

「入学してよかったー! 生まれた場所も仕事も環境もまったくバラバラなのに、おんなじ夢を目標に集まってる。お笑いスクールってホントに面白いですよ」

〈60歳でお笑い養成所に入学)“初めて見たときはどうにも気味が悪かった”ミラクルひかるを世に出したものまね芸人兼芸能事務所社長、ダンシング☆谷村の現在。スタッフの裏切りで会社が傾くも…_1
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ダンシング☆谷村さん、61歳。本家・谷村新司さんもやらないであろう激しい動きや、郷ひろみのものまねをする際の芸名「GO! ピロミ」としてもおなじみのものまねタレントであり、芸能プロダクション「ジンセイプロ」社長でもある。

そのダンシングさんが、爆笑問題やM-1王者・ウエストランドなどが所属する芸能事務所「タイタン」の経営するお笑いスクール「タイタンの学校」芸人コースに、なぜか昨年9月から通っているのだという。

「去年の9月に、“特待生”として入学しました。ものまね人生の長い僕は芸歴35年ですけど、お笑い芸人としては新人の気分。漫才の相方も見つけたいし、もっともっと面白くなりたい」

今年1月のとある日、「タイタンの学校」を訪れると、そこには「あ・え・い・う・え・お・あ・お」と発声の基礎からチャレンジするダンシング☆谷村さんの姿があった。
芸人コースは週に2回、2コマずつの授業がある。カラダを動かすポージングやネタ出し、さらには書道を学ぶ日もあるという。同じコースを受講する“同級生”は当然ながら軒並み若い!

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芸の基本である発声練習を行う谷村さん(中央)

「ネタ出しして、審査してくれる構成作家さんから批評とアドバイスをもらうんです。もちろんまだハタチの同級生からも意見もらいます(笑)。ここで認められると、月2回あるライブの出演権がゲットできるんです。僕の段位を見てくださいよ、『地獄』でしょ。これは芸歴35年を加味するとそうなるらしいです……」

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ダンシング☆谷村こと“今野仁誠”の段位は最低ランクの「地獄」

しかし、実はダンシングさんはすでにタイタンの所属提携タレントのひとりでもある。自らの事務所も経営しつつ、なぜタイタンに……?