本作は「グランドジャンプ」で2015年から連載が開始された同名マンガが原作。19年、21年と“月9”枠で2度のドラマ化され、その集大成として今回の劇場版が公開となった。診療放射線技師である主人公の五十嵐唯織(いがらし・いおり)を筆頭に、病院で働く放射線技師や放射線科医たちの活躍を描いている。
この日、出演者たちは、イベントMCを務めた山﨑夕貴アナウンサー(フジテレビ)に呼びこみで登壇。窪田、本田、広瀬の3人は手をつなぎ、ダッシュで登場。
窪田は「ついに公開となって、皆で作り上げた作品が届く日が来て、めちゃくちゃ幸せです」と語りながらも、「今日、天気が悪いのは監督のせいです。あの人がめちゃくちゃ雨男」とさっそく監督をイジり、和やかにスタート。
そして広瀬も「(ドラマ開始から)3年も経つと緊張して汗が出ることもないんだろうな」と、同日のテレビ番組で汗をかきすぎて一時退席していたことを引き合いに、会場を笑わせつつも「アットホームなキャストの皆さんが本当に愛おしくて、これでもう集まること少なくなると思って寂しい気持ちでいっぱいです」と、その思いを吐露。
しかし、そんなしんみりした感情を広瀬が打ち明けるなか、遠藤憲一は開口一番、「広瀬アリスです! 元気です!」と定番の自己紹介ボケで挨拶。隣の広瀬本人が「それ、2回目!」と爆笑するなか、広瀬の休業発表にまつわる報道に触れ、「いろんなニュース書かれていますけど、全然元気でした!」と宣言。広瀬自身も「お騒がせしてすいません、元気です!」と笑顔を見せた。
その後の挨拶でも、ミュージシャンである浜野謙太に本田が「むくみ」の歌を歌わせたり、窪田や本田らが矢野聖人の占い結果をイジリ倒したり、今回ゲスト出演した山崎育三郎に八嶋智人が歌わせようと無茶ぶりをしたりと、大盛り上がり。撮影現場でも和気あいあいとしていたそうで、山崎は「繊細な役どころだったので、なるべく関らないようにしてました(笑)」と暴露した。
ようやく挨拶が終わり、「最近終わらせたこと、逆に始めたこと」をテーマにトークへ。
しかし、本田は「一旦、パスしていいですか?」とまさかの発言。続けて広瀬も「パス」を選択。
他の登壇者らが回答し、再び広瀬の番になると「BBQやりたい。あまり夏を充実さえたことがなくて」とコメント。出演陣で行なった食事会について聞かれると「シーズン1の際に一度だけ。遠藤さんがノンアルコールビールを私と同じペースで飲んでいたらベロベロになっていた」と回顧。
登壇者らが昔の思い出を懐かしむなか、再び本田の番に。しかし、なぜか「ゲームなどのしすぎで目が悪くなった気がして、測りに行ったけど、悪くなってなかった」と質問と無関係なエピソードを披露。一同が唖然とするなか、八嶋から「最初の質問、聞いてました? それも勘違いしちゃった」とツッコまれ、会場を笑わせた。
イベント中、仲睦まじさを見せていた登壇者たち。窪田の締めのコメントでは「久しぶりに皆で会ったら仲が良い、こんなふうになれる作品は経験したことがないんですよね。これで終わっちゃうのかなと寂しい気持ちもあります」と名残惜しさを明かし、「こんな時間を与えてくれたのは、皆さんの温かい声のおかげ。自分たちが大切に作った作品を、大きく皆さんの手で育てあげてくれたら、すごくうれしいです」とその万感の思い語った。
『劇場版ラジエーションハウス』は4月29日(金)より全国東宝系にて公開中!