成長したこと、今も苦手なこと

――櫻坂46で活動を開始してちょうど3年が経ちました。成長したと思う部分は?

辛いことの対処法でしょうか。MV(ミュージックビデオ)撮影は楽しいんですが、靴擦れして痛くなったり、冬だととても寒かったりするんです。

でも3年もやっていると、痛くなりそうなところにあらかじめ絆創膏を張って靴擦れを防げますし、寒い日の撮影でもどこにカイロを貼ればよりあったかくなるのかを学びました。その点は確実に成長していますね。

「考えたことを“ペッ”と言ってしまう」予測不能発言で人気上昇中の櫻坂46増本綺良。 今年の目標は「昨年末の大掃除を春までに終わらせる」_4

――そこですか(笑)。いまだに苦手なことは?

すごくドライアイなので今でも撮影中のまばたきのタイミングがわかりません。

集合で撮るときは長い時間、目を開けてないといけないですし、機械で風を送られるといつもコンタクトが外れそうになります。

それと逆光も苦手で……。今回の撮影でも逆光のカットがありましたね(笑)。

「考えたことを“ペッ”と言ってしまう」予測不能発言で人気上昇中の櫻坂46増本綺良。 今年の目標は「昨年末の大掃除を春までに終わらせる」_5

新曲では「ラップ」に挑戦

――耐えていただきありがとうございました(笑)。さて、2月15日に5thシングル『桜月』が発売されます。注目ポイントは?

いつもはバタバタと歌詞やダンスの振りを一生懸命覚えてやるんですけど、今回は比較的スケジュールにゆとりがあって、しっかり覚えた状態でMV撮影に臨めました。

なので、MVでは表情づくりに集中できたので注目してほしいです。あと歌詞もすごく詰まっていて、楽曲の主人公を頭の中で追いかけやすいし、状況や気持ち、風景も浮かびやすい曲だと思います。

個人的なところでいうと、「卒業式まであと何日?」というラップ調のパートは早口で難しかったからすごく練習しました。

振りも土生瑞穂さんと松田里奈さんとそれぞれかぶらないように試行錯誤したので、そこもポイントです。

――『桜月』で増本さんは初の表題曲のメンバー入り(表題曲3列目)。

周りにいるメンバーがガラッと変わったので、息が合わなくてぶつかっちゃったら申し訳ないなとか、振り入れも早いのかなと不安でした。

でも、両サイドの土生さんと井上梨名さんがとても話しやすく、いろいろと教えてもらいながら楽しくMV収録に挑めたのが幸せでした。