駐車場のビラビラしたカーテンを赤ベンツがくぐって…

不倫報道で、絶賛炎上中の広瀬議員。しかし、その名を聞いてもすぐ顔が浮かぶ人はどれほどいるだろう。永田町内でも認識は薄かった。

「よくも悪くも、評判を聞かない人ですね。実は、私も今回初めて名前を聞いたくらいです。昨年7月に報じられた自民党女性局のフランス・パリ視察でエッフェル塔の前で塔を模したポーズで撮った写真をSNSに投稿し、観光気分だと批判されたエッフェル姉さんの一人だったということは、今回の騒動で知ったくらいです。もともとは小沢王国と呼ばれた岩手選挙区で鈴木俊一財務大臣のバックアップによって当選し、その後は麻生派に入会、と出だしは華々しいものの、目立っているのは悪いことばかりですよね(笑)」(野党関係者)

広瀬議員(本人SNSより)
広瀬議員(本人SNSより)
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「デイリー新潮」によると昨年10月の臨時国会が始まった直後の10月30日、議員会館を赤いベンツを自ら運転して出た広瀬議員は東京・青山に向かい、サックス奏者である中年男性をピックアップ、神宮前の本格的なバーベキューが堪能できる店で肉を堪能した後、またまた赤ベンツを操って新宿・歌舞伎町の高級ラブホテルに直行、駐車場のビラビラしたカーテンをくぐって車を乗り入れた。ちなみにこの日の会計はすべて広瀬議員持ちだったという。

“逢瀬”の現場は、歌舞伎町では“最高級”とされるラブホテル「X」。ラブホ評論家の日向琴子氏は言う。

「歌舞伎町に無数にあるラブホに比べると一室あたりの料金も高く、2時間のショートステイでも7400円から1万6900円で、泊まりだと最低でも1万5200円からだいたい2万前後、高いお部屋だと3万5400円ほどです。ここはラブホにしては珍しく事前予約ができるから部屋で待ち合わせもできるのに、堂々と車で乗り入れるとはすごいですね。最上階には露天風呂やプライベートガーデン、ゆったり寝て過ごせるドライサウナや岩盤浴のある部屋もあり、ルームサービスでドンペリも頼めるんですよ」

2人が宿泊したホテル「X」(撮影/集英社オンライン)
2人が宿泊したホテル「X」(撮影/集英社オンライン)

ふたりが入室したのは、昨年10月30日、月曜日の23時過ぎ。この日の混雑具合はどうだったのだろう。

「月曜日の23時過ぎだと、週末に比べれば歌舞伎町自体は客足も少ないですが、このホテルは曜日に左右されないようなお金持ちの人が利用するところなので、平日でも混んでますよ。あとここは宿泊するとモーニングが無料なんです。ドトールのサンドイッチ6種類か、和定食、叙々苑のライスバーガーの中から好きなものが選べます。報道では朝7時15分にホテルを後にしたと書いてありますが、ならば食べていったかもしれませんね」

「X」は歌舞伎町のホストたちからも重宝されているという。

「姫(客のこと)もこのXに連れてこられると大切に扱われてるって思える風習があるようですね。ここに連れてきゃ機嫌も直る的な(笑)。客はホストと姫と、パパ活の(金がある)オジと若い女性をよく見かけますが、逆にフツーのカップルをあまり見ないっす」