田中美保の恋愛事情 はこちらから

「水着をやるんだったら、芸能界に残らなくて大丈夫です!」実はファッション誌の専属モデル経験はなし。もうショートカットはやめるかも。田中美保の意外すぎる秘話_1
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『Seventeen』は「部活の延長だと思っていました」

――そもそも芸能活動を始めたきっかけは何だったのでしょう?

街を歩いていたときにスカウトされたのがきっかけでした。そのときは10歳ぐらいだったんですけど、当時はとにかくバレーボール少女でした。

興味がないわけではないけど、自分から進んで「芸能界に入りたい!」とは思っていませんでしたね。

中学生ぐらいまでは、本気でバレーボールの日本代表になりたいと思っていましたから。全然うまくはないんですけど、それくらい熱中していたんです(笑)。

――逆に人前に出ることへの抵抗はなかったんですね。

どちらかというと好きだったとは思います。でも、恥ずかしがり屋だったので、いざ人前に出ると赤面しちゃうこともありました。

――長く芸能活動を続けてこれたのはなぜだったんでしょう?

もちろんこの仕事で食べていけるほど甘くないと思っていましたし、親から「手に職ってつけた方がいいんじゃない?」と言われたこともあって服飾系の短大に通っていました。

だから、その頃まではモデル活動と学業を両立させていたんですね。

でも、20歳になって就職活動を前にしたときに、いよいよモデルを続けるのか就職するのかという選択肢に迫られて「やれるところまでやろう」と決めたんです。

――10代の頃からかなり活躍されていた印象だったので、20歳まで葛藤していたというのが意外でした。

正直、10代の頃は仕事っていう感覚がなかったんですよね。メインでやらせていただいていた『Seventeen』は年齢の近い子が学校帰りに制服で集まって、撮影をしていたこともあって、部活の延長という感覚でした。

芸能人の友達もいるわけでなく、普通の都立高校に通っていたので、芸能界にいるという感覚もなかったんですよね(笑)。

――当時『Seventeen』を読んでいて、モデルさん同士のプリクラが載っていたり、すごく仲良さそうな印象があったので、部活の延長という表現にしっくり来ました。

そうですよね? 雑誌の内容も、私生活とか制服、スクールバックの中身を見せるようなものも多かったですし。当時は月に2回発売されていたこともあって、放課後はほぼ毎日撮影してました。