#2 子ども予算確保にネックだった2つのポイント

少ない若者が高齢者を支える構造が問題

日本においては残念ながら、今後も少子化が続くことが予想されます。でも、そもそも、子どもが減ると何が問題なのでしょうか。

「子ども1人につき1000万円配ったらプラスしかない」…ひろゆきが考える、世界競争力ランキングで過去最低にまで落ちぶれた日本が採るべき少子化対策とは_1
ひろゆき氏
すべての画像を見る

「子どもが減ったって、普通に暮らせるなら別によくない?」という声が聞こえてきそうなので、少子化の具体的なリスクについて考えてみます。

まず挙げられるのが、生産力の圧倒的低下です。

当たり前の話ですが、子どもの数が減れば、それだけ人口も減っていきます。日本国内で商品を売る企業は、消費者が減れば毎年の売上も下がります。売上が下がれば、研究開発などへの投資もできず、労働者に対する給料も下がり、すべてが悪循環のまま貧乏な国へ一直線です。

すると次に、国外の企業に働き口を求め、優秀な人材が海外へ流れていきます。その結果、日本に残るのは平凡な労働者のみで、そんな日本企業に投資する海外の投資家もいなくなり、経済悪化の悪循環が始まります。やがて多くの企業が倒産し、失業者が増え、道端には路上生活者の人たちが溢れかえるかもしれません。当然、治安も悪化します。地方の過疎化がさらに進み、住民に対する基礎的なサービスの提供が困難になることもありえます。

国内の消費者が減るなら、海外市場に注力すればいいのでは? という考えもあります。現に、少子化が進むシンガポールや韓国では海外輸出を意識した経済政策がとられているので、人口が減っていても経済成長を続けています。ところが、日本においては、あまり実現性がありません。そもそもの話、日本はすでに国際競争に取り残されている状況だからです。