「当事者意識」のある社員は「主体的」に動く

自ら考えて動く。積極的にチャレンジする。このような行動が習慣化し、それを大切にしている組織に共通する特徴は、社員に「主体性」があることです。

「主体性」とは、決められたことを率先して行うというニュアンスの「自主性」とは違い、何をすべきかから自分で考え、行動し、その結果についても責任を持とうとする態度です。

社員の「主体性」が生まれる大前提となるのが、「当事者意識」です。 「当事者意識」とは、その物事に直接関係しているという自覚です。いわば、その物事を「自分事」として感じることです。それによって社員は自分から進んで物事に取り組もうとしますし、問題から逃げずに解決しようとするのです。

積極的で能動的な態度が生まれるのは、「自分事」になっているからこそなのです。