最高額のサインは、もちろんブルース・リー

10月11日に放送された『開運! なんでも鑑定団 秋の3時間半スペシャル』(テレビ東京)はごらんいただけましたでしょうか。映画誌「ロードショー」が1972年~2008年の刊行中に蒐集した「映画スターのサイン825枚」を出品、依頼人のワタクシ杉原の“200万円”という控えめな予想額を裏切り、10倍の2000万円の値がついたのです!!

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鑑定額2000万円! 『開運! なんでも鑑定団』に出品した“ロードショーのお宝”サイン825枚、高額TOP5は?_1
まさかの2000万円! 提供 テレビ東京
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読者にスターの人となりを伝えたくて、編集部が一生懸命集めてきたサインの価値が、こんなにも高く評価され感無量。杉原のリアクションは、「依頼人絶叫」とテロップをつけられました(笑)。
スタジオでは、MCの今田耕司さんはじめ、出演のみなさんが「オードリー・ヘプバーンがある!」「ジャッキー・チェン大好きだった」と、夢中で見入ってくださって、みなさん映画やスターに熱中した時代があるのだなあと胸が熱くなりました。

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並べて見ると圧巻です! 提供 テレビ東京

さて…全体で2000万円とはいえ、バラして評価すると、数千円から高額なものまでいろいろありました。気になりますよね、誰のサインが高価なのか。ここでTOP5を発表しましょう。

まずは1位。番組でも大きく取り上げられました。ブルース・リー/150万円!!

鑑定額2000万円! 『開運! なんでも鑑定団』に出品した“ロードショーのお宝”サイン825枚、高額TOP5は?_3

ブルース・リーは1973年7月20日、香港にて32歳で逝去。『燃えよドラゴン』(1973)が世界的な大ヒットとなったと知ることはありませんでした。スターになる直前に世を去った彼のサインは、ほとんど残っていません。希少性が高く評価されました。

当時の担当によれば、訃報を受けて、どのメディアより早く香港へ渡ったのだとか。そこで関連資料を探し回り、さる関係者からなんとか手に入れたのが、ゴールデンスタジオ(のちのゴールデン・ハーベスト)のメモ用紙に書かれたサイン。「Peace & Brotherhood」(平和と絆)と書かれていますが、下部の「PANG HIM」は、英語・広東語話者に確認したところ、人名ではないか…とのことで、詳細不明。筆跡が違うようにも見えるので、他人が書き入れたのかもしれない。いずれにせよ、たいへん貴重なものなので、破格のお値段です。

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今田耕司さんも注目! 提供 テレビ東京

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続いて2位タイの2枚。左からオードリー・ヘプバーン マイケル・ジャクソン/各20万円!!

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これらスーパースターのサインについては、来日時に直接取材ができたか確認できず、映画や音楽会社、またはハリウッドの特派員を通じて入手したものかもしれません。当時の編集部が日本語名をメモしたようですが、“O・ヘップバーン”と書いてしまっているのがご愛嬌…(本当はAudreyなのでAです)。