買い迷いは効率の敵

僕が絶対心に決めていることが1つあります。それは買うと心に決めたらすぐに買うこと。

もちろん金銭的な理由などで買えないこともあるかもしれません。けれども、絶対に買うと決めたモノは、多少無理してでも、できる限りすぐに買うようにしています。

例えば絶対に買うと心に決めたカメラがあったとしましょう。

もう少し自分に余裕が出てから買おうと、半年後にカメラを購入したとします。

確かにそこからでもめちゃくちゃ良い写真は撮れると思うし、その後に最高のカメラライフが待っているかもしれません

でも、買うまでの半年の思い出はそのカメラで一切残せません。その半年の間に恋人ができて、会社で昇進して、親友が田舎に移住して......なんて大切なイベントがあるかもしれない。もしカメラを買っていれば、大事なイベントを今以上に素敵な形で思い出に残せたはず。

仮に大きなイベントがなくても、僕らの1日は想像以上に大切なもの。過ぎてしまったら戻ってこない、かけがえのないものです。できる限り毎日の思い出は鮮明に残していきたいと僕は思っています。

買うと決めてから時間が経った分だけ、大きな差がついてしまいます。半年後、持っているモノ、残っているお金は同じなのに、カメラで残せるはずだった思い出だけはないのです。当然ながら、その半年で培えるはずだったスキルも得られません。

ほかにもPCはもちろん、デスクやチェア、動画編集ソフトやiPadなど、特に仕事に関わるモノは、良いモノを見つけたら迷わず買うべきです。

すぐに買えば効率化できる仕事も、迷っている期間の分、効率が悪いままです。生産性が低いということは、余計に時間がかかっているということ。つまり時間を失っていることになります。

一度失ったお金は取り戻せるかもしれませんが、一度失ってしまった時間は取り戻せません。

もちろん、どうしようもない状況はあると思います。無理をして自分の首を絞めるのは良くない。けれども、ただ臆病になって遅れてしまう買い物ほど損をすることはないと思っています。

臆病な買い遅れ=損

という認識があるので、買うと決めたモノは必ずすぐに買うようにしています。

僕らが過ごせる世界の中で、今が自分にとって最も若い状態なのですから。

「買い迷い」は効率の敵。買うと決めたものはすぐ買った方が人生が好転する理由_3