財布のゆとりを持ってライブにお越しください(笑)!
――「アリーナ」でのライブを決められた理由は?
卓球 瀧の逮捕とか、コロナ禍もあって、久しくまともなワンマンライブができなかったんですよね。基本的に電気はスタンディングでライブをやっていたんだけど、それも今の状況では難しくて。
――規制が緩和されてきたとはいえ、まだライブを取り巻く環境は厳しいですね。
卓球 コロナ禍の状況が良くなることを待ってはいたんだけど、このままじゃいつまでも埒が明かないし、いまのお客さんのマインドとしても、座席があった方が安心できるということもあり、それでキャパシティとか色んなことを加味して、アリーナでの公演を決めたんですよね。
瀧 「ぴあアリーナMM」という新しいハコが生まれたというのもありますね。新しい場所で、新しいライブをやろうという。
――最後に、アリーナはどんなライブになりそうでしょう。
卓球 出た、一番ベタな質問。
瀧 軽いネタバレもよろしくっていう。
卓球 アルバムのリリースの時によくある「今回のアルバムを一言で」に続くありきたりさ。
――……そう言わずにぜひ。
瀧 自分たちのキャリアの中でも重要な日になると思うし、ひとつの節目にふさわしいライブになると思いますよ。大きいハコで実験的なことをやってもしょうがないから、多くの人に喜んで貰えるライブになるんじゃないかなと。
卓球 間口の広いライブであり、三部作の決着であり、集大成のような内容になると思います。選曲やステージ演出も固まってきたんですけど、かなり見ごたえのあるものになるんじゃないかな……と、鼻息も荒く語った。
瀧 意気揚々と話した。
――先回りありがとうございます(笑)。
瀧 まあ、本人たちにとっても楽しみですよ。電気グルーヴを見に来てくれる大勢のお客さんの前で、節目となるライブができるというのは、単純に楽しみ。
卓球 あとは物販! 我々のライフライン! もともと物販を作るのも買うのも好きなんで、カスタマー目線に立った、俺が客なら買うぞというグッズになってるんじゃないかな。みなさん財布にゆとりをもってお越しください。グッズにビニール傘があるんで、開場時間には晴れてて、終演時間に雨が降ってるのが一番いい。それが今回の意気込みです。
取材・文/高木”JET”晋一郎 撮影/井上たろう
【電気グルーヴ】
1989年、石野卓球とピエール瀧らが中心となり結成。 1991年、アルバム『FLASHPAPA』でメジャーデビュー。 1995年頃より、海外でも精力的に活動を開始。 2001年、石野卓球主宰の国内最大級屋内ダンスフェスティバル”WIRE01″のステージを最後に活動休止。それぞれのソロ活動を経て、2004年に活動を再開。 以後、継続的に作品のリリースやライブを行う。 2015年、これまでの活動を総括したドキュメンタリームービー「DENKI GROOVE THE MOVIE?-石野卓球とピエール瀧-」(監督・大根仁)を公開。 2016年、20周年となるFUJI ROCK FESTIVAL‘16のGREEN STAGEにクロージングアクトとして出演。 2019年、結成30周年を迎えた。
https://www.denkigroove.com
【ライブ情報】
公演名:and the ARENA ~みんなとみらいのYOUとぴあ~
日時 :2022年10月15日(土) 17:00開場 / 18:30開演
会場 :ぴあアリーナMM(https://pia-arena-mm.jp/)
主催 : テレビ朝日 / J-WAVE
企画制作 : macht inc.
運営 : ゼクシード / サンライズプロモーション東京
お問い合わせ先 : ライブエグザム https://www.liveexsam.co.jp/contact/
【チケット一般発売】
・ローチケ
https://l-tike.com/denkigroove
・ぴあ
https://w.pia.jp/t/denkigroove/
・イープラス
https://eplus.jp/denkigroove/
・テレ朝チケット
https://ticket.tv-asahi.co.jp/ex/project/denkigroove
【その他チケット情報】
https://www.denkigroove.com/information