3年ぶりのリアルなiPhone発表会
Appleは米国太平洋夏時間2022年9月7日10時(日本時間9月8日午前2時)から、カリフォルニア州クパティーノにある本社「Apple Park」の1000人収容ホール「Steve Jobs Theater」で、3年ぶりとなるリアルな場を設けてのiPhone発表イベントを開催した。
過去2年は新型コロナウイルスの感染拡大の影響から、オンライン配信という形式で開催された。映像配信のみであっても、さすがは「Apple TV+」というストリーミングサービスのコンテンツ制作を手がける企業だけあって、ハリウッド並の視覚効果と演出に毎回度肝を抜かれたものだ。
今回は、会場こそリアル開催と同じ本社内のシアターだったが、昨年までと同様にプレゼンテーションは事前収録で、イベント開催の 3分前にティム・クックCEOが登場。舞台挨拶を行ったうえで、オンライン配信と同じタイミングで会場でその映像を見る、という形だった。
今回のイベントでは、新しいiPhone 14およびiPhone 14 Proシリーズ、Apple Watch Series 8、第2世代となるApple Watch SE、新たに登場したApple Watch Ultra、そして第2世代のAirPods Proが登場した。
本記事では、その中でも新iPhoneにフォーカスして、実機に触れたファーストインプレッションをお伝えしたい。