夜間高速バスで日帰り就活の日々。地元からフジテレビ合格を果たした山﨑・小山内アナ_1

フジテレビ系列の局がない!

――アナウンサーになろうと思ったきっかけを教えてください。

山﨑夕貴アナ(以下、山﨑) 大学時代に地元・岡山で倉敷小町という親善大使としての活動をしていました。そのときに岡山のテレビ局の方とご一緒する機会が多くあって「テレビ局って楽しそうだな」と漠然と憧れるようになったんです。

小山内鈴奈アナ(以下、小山内) 私は、さまざまな企業が参加するインターンシップの説明会で、テレビ局のアナウンサーの姿を見て「キラキラしているな」「素敵な職業だな」と思い、目指すようになりました。

――フジテレビを受けたのはなぜでしょう?

山﨑 倉敷小町の活動を終える時に、お食事をした人が岡山のテレビ局でお天気お姉さんをするということを聞いて「こんなに身近な人がテレビ局で仕事をするのか!」と思ったんです。それで「自分もアナウンサーになりたい!」と思い、まずは就職活動の時期が早かったキー局の就職試験を受けることにしたんです。

小山内 私はもともとフジテレビのバラエティ番組をおもしろいなと思っていたからという理由でした。というのも、青森ではフジテレビ系列の局が放送されていなくて、いわゆるゴールデンで放送されているバラエティ番組が、他の系列局のチャンネルで休日のお昼に放送されているんです。だから、家族で一緒に見ることが多くて、印象に残っていたんです。

山﨑 え!? じゃあ、親御さんは小山内さんの活躍を見られないの?

小山内 親戚が録画したものを見せてもらっているようです(笑)。あと昨年『FNSラフ&ミュージック ~歌と笑いの祭典~』に出た際は、青森県内でもフジテレビが映る地域の親戚の家で見てくれたらしいですね。