フックを使って吊り下げれば立体物もOK!

小さな子どもの作品というと、絵画や貼り絵・塗り絵など、平面のものが比較的多い。一方で、折り紙などでつくったメダルや首飾り、ひもがついたマラカスなどの立体的な製作物を持ち帰ってくることもあるだろう。

「平面以外の製作物は、フックを使用して吊り下げることできれいに飾ることができます。弊社のミニフックとラウンドフックSサイズは220g、ラウンドフックMサイズは500gまでの重さのものなら飾ることができますよ。ただし、ロープを張るなど斜め方向に力がかかるような使い方をすると剥がれやすくなってしまいますのでご注意ください」(道念さん)

飾ることで自己肯定感が25%アップ。家の壁を傷つけない「子どもの作品」の飾り方_4
写真のミニフックなら220gまでの作品を飾ることができる。より重いものはラウンドフックMサイズを使って。スリーエム ジャパン株式会社提供

ずっと保管したい“思い入れのある作品”の飾り方

園や学校ではじめてつくった製作物、子どもが特に力を入れて取り組んだお気に入りの作品、賞を取った絵など、親子ともに思い入れや思い出がある作品は、大切に保管しておきたいという方も多いのではないだろうか。

その場合、フォトフレームや額縁などに入れた状態で飾れば、キレイな状態を長く保つことができ、劣化する心配も抑えられる。

「小さいお子さんがいるお宅の場合、破れや汚れを避けたい大切な作品は、あらかじめ額に入れておいたり、手の届かない高さに飾っていただくと安心かもしれません」(道念さん)

たとえば、作品を持った子どもの姿を撮影し、その写真をフォトフレームに入れ、フォトフレーム用フックを使用して飾るという方法も良さそうだ。

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フォトフレーム用フックを使い、額に入れて飾るのもおすすめ。スリーエム ジャパン株式会社提供
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また、少しの工夫やアイデアで、ただ飾るのではなく子どもの作品をよりきれいに、おしゃれに飾ることができるそう。

「サイズの違う複数の絵を一緒に飾る場合、上のラインや横のラインのどこか1辺でもそろえて貼ると、スッキリまとまると思います。本格的な作品ではなくとも、お子さんのちょっとした落書きをあえてフレームに入れて飾ってもアートっぽく見えるのでおすすめです」(道念さん)