怪奇!YesどんぐりRPG
インタビュー前編「トリオとしての歩み」
M-1グランプリ出場のために
――トリオ結成のきっかけは?
サツマカワRPG(以下、サツマカワ) M-1グランプリは2人以上じゃないと出られないんですが、漫才師より俺らのギャグのほうがおもしれぇだろ!と思って。それで当時身近にいた“激おもろギャガー”の2人に声を掛けました。
どんぐりたけし(以下、どんぐり) いやいや、おもろギャガーなんてそんな。
サツマカワ 出会いは「ギャグライブ一撃」です。
――ギャグライブとは?
Yes!アキト(以下、アキト) 1時間ギャグしかやらないライブが存在するんですよ。「動きだけで何のギャグかを当てよう」というような企画をやって、「ギャグがどうやってできたか」っていうトークコーナーもやって、本ネタとしてギャグをやったりと。
サツマカワ エンディングで「告知ある人~!」って出演者に聞いて、「あ、じゃあ最後にギャグやっていいですか」ってまたギャグをやって終わる。
アキト ……ヤバすぎるライブで出会いましたね。
サツマカワ 当初は単に友達でした。3人でトークライブとかやったりして。
アキト 10人くらいしか入らないような会場でね。
――「怪奇!YesどんぐりRPG」の名前をつける前から3人での活動があったんですね。
どんぐり 当時からライブのタイトルでボケるノリがありました。当時のトークライブはアキトさんの発案で「ミルク工房うし」でした。
アキト ネタ工房かわだっていう知り合いの芸人の名前をもじって。
サツマカワ お笑い芸人は全員が「ネタ工房」だろって話なんですよ。
どんぐり で、最初のトリオでの単独ライブが「デビナポリ芸人しんいち」。2019年ですよ。
アキト お見送り芸人しんいちがR-1優勝したから今でこそ伝わるけど。
どんぐり この間の単独ライブは「ギャし野グん『恋』」。
サツマカワ だから、星野源さんも2年後にR-1で優勝すると思いますよ。