最後の最後で逆転劇?
このシーズン2回目の2on1デートの土俵に上げられたのは、年長コンビである長谷川と阿部。やはり、長谷川と話すときの自然体な美紀さんの姿は印象的である。
最初のカクテルパーティでは、緊張して一言も話せなかった長谷川。しかし、美紀さんの力を借りてか、どんどんリラックスしていくのがわかる。尊敬する父親の話をしたり、手紙で最初のランタンデートを振り返ったり……。
「運命の人が美紀さんでありますように」と願った長谷川。「家族になったのを想像できるのは、惠一さんだった」と語る美紀さん。すでに未来は見えているように思えるが……。
最後の最後、カクテルパーティの場で逆転劇が起こる。なんと、美紀さんがジェイにだけ、これまで聞いたことのない「事故死した親友の話」を打ち明けたのだ。「誰にでもできる話じゃない」と本人が言っているように、他の男性陣にはしていない話だろう。
心の鎧をまとった美紀さんが、自然と「話したい」と思った相手がジェイだったのだ。過ごした時間としては短いかもしれないが、この差は大きい。
美紀さんは、正直でわかりやすい人だ。嘘をつけず、思っていることがすべて表情に滲み出ている。ここまで見守ってきた方なら、エピソード6終了時点での結果を予想できる人も多いだろう。
だからこそ、選ばれた3人のうち、最終的に残るのは、いったい誰なのか?
結末の行方が、ますます読めなくなっていく。