0.1%の一流人にだけ向けた上質なメディア
新潮社も講談社もそれがわかっていて、会員制の有料サイトとして、お金を出してでもハイクオリティの記事を読みたい人向けに配信している。ボクシングのビッグマッチでも、有料のライブビューイング(当初、クローズド・サーキットと呼ばれていた)を行なうことがあるが、考え方としてはそれと似ている。
はっきり言ってしまえば、「日本の0.1%ぐらいが読んでくれればよくて、99.9%は読まなくていい」というぐらいのスタンス。こういう会員制メディアは"マス"メディアでない分、信頼が置ける。信頼できない情報を流すようになれば、簡単に淘汰されてしまうから、媒体も必死になって情報をチェックするし、それこそいい書き手を揃えようとする。
だから、信用できるのだ。
ちなみに筆者はこの2つの媒体に加え、先に述べた「MITビジネスレビュー」「ウォール・ストリート・ジャーナル」「日本経済新聞・電子版」を有料サブスクしている。
これらを半年ほど購読すれば、ググるべきキーワードがストックされ、情報収集、原稿執筆のみならず、普段のビジネスの場面でも十分通用するだろう。
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