「足を触られたり、スカートをめくられたり」
街では、女装姿の男性たちも目立った。神奈川県在住の男性3人組のうち2人は、ディスカウントストアで4000円で購入したチャイナ服を着ていた。途中、同じチャイナ服を着た男性と友達になったという。
「たまたま同じチャイナ服を着ていたので、友達になりました。他のチャイナ服の人たちとも写真や動画を撮っています。露出があるせいかセクハラがやばいですよ。女の子に足を触られたり、スカートをめくられたりしました」
人気キャラクターの仮装で注目を集めた男性たちも、体を触られ、戸惑っていた。
「みんなこんな感じだと思って来たら、僕たちだけでした」
そう話したのは、「パペットスンスン」に扮した都内在住の男性2人組だ。渋谷のハロウィンに来るのは初めてで、衣装は布選びからこだわって手作りした。制作時間は9時間、費用は計1万円ほどかかったという。写真撮影を求める若い女性や、通りすがりに「スンスン!」と声をかける男性たちに囲まれ、人気者になっていた。
「結構いろんな人に触られるので、目玉が取れそうで怖いです。女の子の受けは良くて最高です。ただ、僕は男なんですけど、『足がきれい』とか言われたり、胸を揉まれたりして……。女の人は大変だなって思いました」
夜が深まると、コインパーキングや閉店後の商業ビルの敷地内では、立ち小便をする人が目につくようになった。路上飲酒も後を絶たず、警備員が酒を取り上げる場面も見られた。
そして終電の時間を過ぎても、バイクや車がエンジンをふかす音が響き続けた。大音量の音楽に合わせて公道で踊る人々もおり、一部の路上はさながらクラブ状態となり2026年も“カオスな渋谷ハロウィーン”となってしまった。
取材・文/集英社オンライン編集部ニュース班













