なぜ商品が全部できる前に客を呼ぶのか…マクドナルドの公式回答

受け取りの案内にしても、アンケートにしても、こうした対応にはどのような背景があるのか。日本マクドナルド広報部に、商品提供までの時間に目標やルールはあるのか、アンケート結果はどのように活用されているのかを尋ねた。

広報部はまず、商品の提供について「お客様に出来たての商品をできる限りお待たせすることなくご提供できるよう努めております」と説明。そのうえで、一部の商品を先に渡す場合があると回答した。

「店舗のその時の状況によって異なりますが、ポテトやナゲット、パイが調理中で、それ以外の商品が揃っている場合、お時間がかかる旨をお伝えし、できたてをお召し上がりいただくため、先にお作りできたバーガーやドリンクをお渡しし、後からお待たせしている商品をお席までお届けすることもございます」

すべてが揃うのを待つ間に、先にできた商品が冷めてしまうことも考えられる。一部を先に渡すのは、できたてを食べてもらうための対応だという。

スイス・チューリッヒのマクドナルド(画像/Shutterstockより)
スイス・チューリッヒのマクドナルド(画像/Shutterstockより)

また、SNSでさまざまな推測が出ていた提供時間については、次のように説明した。

「商品をご提供するまでの時間は、お客様のご期待に添えているかを確認するための指標の一つで、目標として設定しているものではございません」

日本マクドナルドは2024年の複数メディアの取材に対しては「商品提供のスピードに一定の目標値を定めている」と回答していたが、オペレーションの変更があったのかもしれない。さらに、元の投稿者は、持ち帰りでの利用だったと補足している。一部の商品から先に食べ始められる店内利用とは事情が異なり、商品が揃う前の呼び出しに戸惑うケースもありそうだ。

アンケートについては、よりよい店舗体験を提供するために協力をお願いしているとし、寄せられた意見の活用方法を明かした。

「いただいたお声は店舗に直接届き、店舗ですぐに確認できる仕組みとなっておりますので、ご意見を参考によりよい店舗づくりにつなげています」