事件3日前の11月1日にも娘の親権をめぐる口論で110番

周囲には仲睦まじく見えていた夫婦。しかし、事件当時、2人の間では離婚や親権をめぐる話し合いが進んでいた。

捜査関係者によると、内藤被告は以前から夫婦間のトラブルを理由に警察に通報しており、事件3日前の11月1日にも、娘の親権をめぐる口論で110番通報している。

(写真/本人SNSより)
(写真/本人SNSより)

司法担当記者は、初公判で示された争点についてこう説明する。

「内藤被告は起訴内容そのものは認めています。弁護側は、親権を失うと考えて精神的に追い詰められていたことに加え、行政による適切な支援を受けられなかったとも主張しています。今後の裁判では、離婚や親権をめぐってどのような話し合いが行われていたのか、内藤被告が事件に至るまでに置かれていた状況などが、量刑を判断するうえでどう評価されるかが焦点になります」

10月28日には第2回公判が予定されているとみられる。障害と向き合いながら仕事や恋愛を続け、母親になる夢を叶えた内藤被告。そのわずか3か月後に、なぜ娘の命を奪う事件を起こしたのか。今後の審理で、その経緯がどこまで明らかになるのか。

事件直後、自宅前には花が供えられていた(撮影/集英社オンライン)
事件直後、自宅前には花が供えられていた(撮影/集英社オンライン)
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取材・文/集英社オンライン編集部ニュース班