教育委員会は「保護者への指導は聞いたことがない」
保護者のタトゥー問題について、学校現場はどう見ているのか。
東京都教育委員会義務教育指導課の担当者は、保護者のタトゥーに関する指導について次のように説明する。
「基本的に(保護者のタトゥーに関する指導等は)ないかなと思います。区市町村の方で各学校を担当して管轄していますので、そこでどうしているかというところは全て調べたわけではありませんが、聞いたことはないですね」
また、学校行事における保護者への対応についても、基本的には区市町村や各学校が担っているという。
「もしかしたら何か自治体の方で決めていて、学校の方で統一しているということがあるかもしれませんが、基本的に教育課程の編成は学校で行うということになってますし、保護者の対応も各学校の校長が責任を持って行うという形です」
2012年に、市立学校の教職員らを対象にタトゥーの有無の調査を行なった大阪市の場合はどうか。市教育委員会の担当者は、学校行事での保護者のタトゥーについて、次のように回答した。
「何かそういったもの(学校行事における保護者のタトゥーの対応指針)を発したことがあるのかという点でいえば、思い当たるものはありません。具体的に教育委員会として方針を示したりしたものは、これまでも目に触れたことはないし、聞いたこともないです」
学校行事で保護者はタトゥーを隠すべきか、それとも個人の自由か。地域や世代によって価値観が異なるなか、学校行事における「周囲への配慮」のあり方が問われている。
取材・文/集英社オンライン編集部ニュース班













