年収2000万円の男性が婚活で苦戦した理由

「年収2000万円を超えていても、それだけで希望する相手と結婚できるわけではありません」

そう話すのは、元グラビアアイドルで、現在は結婚相談所を経営する山本早織さんだ。

かつて結婚相手に求める条件として広く知られた「高学歴・高収入・高身長」の“3高”。その後、「平均的な年収」「平凡な外見」「平穏な性格」などを意味する“3平”という言葉も登場するなど、結婚相手に求める条件は時代とともに変化してきた。

もちろん、現在でも収入や学歴、容姿などが婚活において一つの判断材料になることに変わりはない。だが、日々多くの男女の婚活を間近で見ている山本さんが感じているのは、そうした分かりやすい条件だけでは結婚が決まらなくなっていることだという。

「結婚相談所では、今でも大卒で、年収600万円以上、身長172センチ以上といった男性は人気があります。ただ、一昔前とは違い、女性が年収だけで相手を選ぶことは少なくなっていると感じます」

山本早織(やまもと・さおり) 1985年11月16日、東京都生まれ。株式会社Weave代表取締役、結婚相談所「Agum」代表。16歳でグラビアアイドルとしてデビュー。結婚を機に芸能界を引退し、離婚後は銀座のホステスなどを経て起業。自身の経験と選択理論心理学をベースに、恋愛・婚活のコンサルティングを行う。現在は結婚相談所の運営のほか、コラム執筆、セミナー講師など幅広く活動している。
山本早織(やまもと・さおり) 1985年11月16日、東京都生まれ。株式会社Weave代表取締役、結婚相談所「Agum」代表。16歳でグラビアアイドルとしてデビュー。結婚を機に芸能界を引退し、離婚後は銀座のホステスなどを経て起業。自身の経験と選択理論心理学をベースに、恋愛・婚活のコンサルティングを行う。現在は結婚相談所の運営のほか、コラム執筆、セミナー講師など幅広く活動している。
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特に変化しているのが、男性の「年収」と「年齢」に対する女性側の考え方だ。以前は男性の収入が高ければ、多少の年齢差を気にしない女性も多かった。しかし現在は、「自分と同じくらいの収入でいいから、年齢の近い人がいい」と希望する女性が増えているという。その変化は、いわゆる高収入男性の婚活にも表れている。

「例えば、45歳を超えて年収2000万円以上ある男性が、子どもを望んで35歳以下の女性を希望しても、以前よりマッチングは難しくなっています」

「年収2000万円」という数字だけを見れば、婚活では圧倒的に有利に思える。しかし、女性側が年収だけではなく、年齢差や結婚後の暮らしまで含めて相手を見るようになれば、それだけで希望する女性と結婚できるとは限らない。

一方で、男性が女性に求めるものにも変化があるという。

「以前は、収入に余裕がある男性なら、容姿が好みであれば生活面は気にしないというケースもありました。でも今は、一緒に家庭を築いていけるかを重視する人が増えています」

女性から選ばれやすい男性についても、単純に年収や学歴が高ければいいというわけではない。山本さんが挙げるのは、会話がきちんと成り立ち、将来について自分なりの考えを持っている男性だ。

「将来のことを聞かれたときに、自分の考えを話せる。金銭感覚が堅実で、家事もある程度できる。収入が高いだけではなく、結婚後の生活を一緒に担えるかが見られています」