「自分勝手」で何が悪い?
〈自分勝手〉になるというのは、宝を抱え込むドラゴンのように何でも自分のものにするという意味ではない。少なくとも他人のアジェンダを尊重するのと同じくらい強く、自分のアジェンダを尊重するという意味だ。友達や同僚のために闘うのと同じくらい熱い気持ちで、自分のために闘うという意味だ。
映画なら、主人公の利他的行動や謙虚さが引き金となって、助けてくれる人物が現れる。でも現実世界では、自分自身のために全力を尽くしている人を、周囲は助けようとする。
自力でどこかを目指しているときに、味方が集まってくる。成功の見込みを示すことができれば、実現に向けて手を貸してもらえる。誰だって勝ち馬に乗りたいからだ。
あなたの周囲にいる人は、あなたがそうしているのと同じくらい頻繁に、あなたとあなたのニーズを尊重してくれているだろうか?上司はあなたより上司自身のキャリアを優先していたんじゃないだろうか?
それは当たり前のことだ。確かによい上司なら部下のキャリアアップのことも真剣に考えるだろうし、私だっていつも直属の部下たちのキャリアを優先的に考えてきた。だけど、私自身より優先には絶対にしない。
〈自分勝手〉というのは、自分のキャリアを他人からも自分からも守ることだ。













