伊集院光がバッサリ「腰が抜けるほどつまんない」
蓮見の“暴論”に、MCの濱家隆一(かまいたち)が「またそういうさ、パワーワードを残すからさ」と笑う。そんなツッコミを燃料にしながら、蓮見のトークは加速する。「若いのがもう悪いんですよ」「俺みたいな若いのは悪いんですよ」――その流れで出てきたのが「若くてお笑いやってるやつなんか、流行ってないし悪い」である。
この言葉でどうしても思い出されてしまうのは、今、お笑い界で最大級の注目を集めているアニメ『クレヨンしんちゃん』(テレビ朝日系)の件だろう。
蓮見は9月19日放送の同作で脚本を担当。「ある午後の野原夫婦だゾ」と題された作品は、みさえとひろし2人の会話劇だった。主人公のしんちゃんの姿はほぼ登場しない。ワンシチュエーション・ワンカットで動きはほぼない。子ども向けアニメとして異様であったことは間違いない。
当然、チャレンジングな試みには賛否両論が巻き起こる。もっともインパクトの大きい“否”を発したのが、伊集院光である。
9月21日深夜のラジオ『JUNK 伊集院光の深夜の馬鹿力』(TBSラジオ)で、「おじさんなりに思ったことを、勇気いるけど素直にしゃべってみようと思うんだけど」と前置きしつつ、「見たんだけど、腰が抜けるほどつまんない」と言及した。
この発言はネットで話題となり、Xなどでも議論が広がった。すると24日、蓮見も自身がパーソナリティを務める『REQ JAM』(JFN)でこの件に言及。
作品を「つまらない」と評されたこと自体については、「つまんなかったのは俺が悪い」として受け入れる姿勢を示した。
一方で引っかかったのは、伊集院が「おじさん」側の少数意見を代弁するような構えを取りながら、作品だけでなく蓮見自身のスタンスにまで批判を広げたことで、その点については「その下から潜り込むファイトスタイル、この人はまだやってるんだ」と反応した。
蓮見は「若いのがもう悪いんですよ」と語るなど、各所で“若者代表”のような立ち位置を求められることが多い。そこに、あえて「おじさん」の側から批評する伊集院の構図が重なったことで、今回のやり取りはいつの間にか世代間対立のようにも見えるものになった。世代間対立は、Xのアルゴリズムの好物である。
ただ、知り合いの喧嘩ならいざ知らず、芸人同士がメディア上で自身の話芸に引き込みながら展開する“対立のようなもの”にSNSなどで口を突っ込んで「どちらが正しいか」をジャッジする――これは無粋だろう。芸人同士の言い合いを、こちらが勝手に被告と原告に見立てて勝敗に変換する必要はない。
先の『これ余談なんですけど…』で、MCの濱家はこんな話をしていた。

















