3日連続で大量の食パン、2日空けて今度は「鶏の内臓」

現場となったのは、鳥取県西部の大山隠岐国立公園にある大山(だいせん)周辺。大山町と伯耆町(ほうきちょう)の境界付近を通る県道158号、通称「大山環状道路」沿いだ。

大山地域で公園施設管理や美化清掃などに携わる自然公園財団鳥取支部の職員によって、8月14日から16日にかけて、ガードレール沿いに大量の食パンが等間隔で置かれているのが相次いで発見された。3日間の回収量は合計28.5キロに上った。

現場となった「大山環状道路」沿い(写真/自然公園財団提供)
現場となった「大山環状道路」沿い(写真/自然公園財団提供)
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しかし、事態はこれで終わらなかった。公園を管理する自然公園財団の担当者は、その後の状況をこう説明する。

「3日にわたり食パンが置かれていたとお聞きになっているかと思いますが、当時は3日だったものの、今日また見つかりまして現在『5日目』になります。最初の発見は8月14日のことで、150メートルにわたり食パンを30個発見しました。その後、15日、16日も報道の通り置かれていましたが、17日と18日は見つかっていません」(自然公園財団の担当者)

投棄はやんだかと思われた矢先、19日になって再び動きがあった。

「しかし、19日と20日にもまた置かれていました。しかも19日はパンではなく、『鶏の内臓(レバー)とみられるもの』が同じような場所にあり、今日になってまたパンが置かれていたという状況です」(自然公園財団の担当者)

19日に置かれた鶏の内臓(レバー)とみられるもの(写真/自然公園財団提供)
19日に置かれた鶏の内臓(レバー)とみられるもの(写真/自然公園財団提供)

19日に発見された鶏の内臓は1.3キロ。翌20日には、1本で約4斤分に相当する巨大な食パンを半分にちぎったようなものが十数個、計10.5キロも投棄されていたという。パンのメーカーが同一かは不明で、内容物について、公表された検査結果は確認できていない。

投棄された場所は、大山寺と、冬場にスキー場となる桝水(ますみず)高原のちょうど中間あたりで、ハイキング客も訪れる「横手道」に近いエリアだ。当時の状況について、鳥取県西部総合事務所環境建築局の担当者はこう説明する。

「食パンの置かれ方についてですが、現場では2メートル、3メートルぐらいの等間隔でずっと置かれていました。一方で鶏の内臓が置かれていたのは、最初の14日にパンがあったところの近くです。袋などには包まれておらず、『裸で直置き』の状態で、山側に5カ所点在していました。

現場に置かれた時間帯は分かりませんが、発見した時間帯は大体似ています。14日は大体11時半ぐらいでしたが、それ以外はもうちょっと早い9時とか9時半ぐらいで、全部午前中の発見です。周辺はもう山で真っ暗ですから、防犯カメラなどはありません」(環境建築局の担当者)

等間隔で置かれたパンたち(写真/自然公園財団提供)
等間隔で置かれたパンたち(写真/自然公園財団提供)