「あくまでも三谷のイメージのお話ですが…」
少し前の話になりますが、今年のお休みで幼い頃から憧れていたサファリに行くために、南アフリカを訪れました。
乾いた土の匂いとどこまでも広がる大草原。南アフリカのピラネスバーグ国立公園に足を踏み入れた瞬間、震えるような喜びを感じました。
とにかく見たかったものがあったのです。それは、強くたくましい肉食動物たちです。
肉食動物と聞いてまず思い浮かぶのは、百獣の王と言われるライオンかもしれません。あるいは、ヒョウやチーターでしょうか。
けれど私はハイエナが見てみたかった。
創作物等で悪役になることが多いハイエナは、「卑怯なやつ」「人の餌を横取りする」というイメージがついていますが、それは彼らが腐肉を食べる動物だからではないかと思います。
ハイエナは種によって生態も異なり、なかには腐肉を食べるだけでなく積極的に狩りをする種類もいますが、個人的にはハイエナの生き方に「なりふり構わず、ただ生き延びるという信念がある」と畏敬の念を感じており、ライオンなどのメジャーな動物よりも、見てみたいと思っていたのでした。
『引っかかりニーチェ』での私の大胆(なように聞こえる)発言からすると矛盾してしまうのですが、実はあまり本能のままに動けるタイプではありません。
テレビでもSNSでも何かを発言する上で、必要以上に言い換えたり言葉を選んだりしてしまい、その結果意図していなかった受け取られ方をすることもしばしば。
番組収録中に勢いで言ってしまった言葉をいつまでも後悔し、見えない誰かの視線を勝手に想像しては身構えています。
傷つくことや嫌われることを恐れて、予防線ばかり張っている私は、ハイエナの生き方に憧れを感じていたのだと思います。
ちなみに、動物の死骸をハイエナなどの腐肉を利用する動物が食べることは、死骸の除去や栄養循環など、生態系において重要な役割を担っています。実際に“生きるために必死だから”腐肉を食べているわけではないことは理解しています。
あくまでも私、三谷のイメージのお話です!













