「洗脳されているのではないか」「経済的に管理されているのではないか」
社会部記者が解説する
「被害女性の唇が縫い合わされ、会話や食事が困難な状態に置かれた後、女性は命からがら自宅を逃げ出し、近隣の商店へ駆け込みました。櫻井容疑者は警察の調べに対し、容疑を否認していますが、救出された女性の体にはあざのような痕も複数確認されている。県警は日常的な暴行の可能性も視野に、7月9日夜には2回目の家宅捜索を行っている」(社会部記者)
事件前には、被害女性をめぐって警察へ複数の相談が寄せられていたという。
「被害女性の関係者は、被害女性が櫻井容疑者と同居を始めた昨年4月以降、『洗脳されているのではないか』という趣旨の相談を県警にしている。また、別の関係者も『経済的に管理されているのではないか』という相談をしている」(社会部記者)
櫻井容疑者による“洗脳”と“経済的管理”…そうした共同生活の実態をうかがわせる証言もある。
今年4月中旬から6月末まで、短期間ながら櫻井容疑者と同じ工事現場で働いていたという元職場関係者は、当時の様子をこう振り返る。
「業務内容はコンベアで流れてくる不良ゴミの分別でした。櫻井容疑者自身はジャージにエプロン姿で、ここでは欠勤もせず週5日真面目に働いていましたが、不思議だったのは、自分が私用で現場を離れる時、自分の代わりに別の女性を休憩所で待機させていたことです。交代要員として勝手に連れて来られていたのが、今回の被害女性とみられる人物でした。
非常に痩せ細っていて、古びた服を着ており、一目見ただけで周囲が心配になるような様子でした。当初は弁当を持って来ていましたが、5月頃からはおかずのないおにぎりだけになり、見かねた周りのスタッフが惣菜を分けてあげていました」
一方で、櫻井容疑者自身の勤務態度は、職場によって異なっていたようだ。数年前、茨城県内のガラス製品工場で短期間だけ一緒に働いたという女性は、当時をこう振り返る。
「『関わりたくもない雰囲気だな』っていうのが第一印象だった。仕事態度も真面目じゃない。仕事に来ない日もあったし、仕事中もちょこちょこ勝手にタバコを吸ってサボっていた。プライベートの会話なんて一切しないし、結局1か月在籍していたかいないかで辞めてしまった。不真面目な元同僚、という印象です」













