警察官は「これはおそらく自爆でしょうね」
別の住民女性は、事故現場で大破した車からレスキュー隊員が男を必死に救助しようとしていた場面を目撃していた。
「事故に気づいたのは午前4時20分くらいだったと思います。パトカーや消防車のサイレンで目が覚めて外に出て見てみると、パトカーや消防車の近くにボロボロになった黒っぽい車が遠目で確認できました。そのうちに『頑張れ、頑張れ、頑張れ』と3回ほど大きな声が聞こえてきました。
大破した車の周りに消防隊員が集まっていて、掛け声とともにガガガーッという音も聞こえたので、運転手が出られなくなってドアを壊して救出してるのかなって思っていました。救助の人は警察官も合わせて15人くらいは集まっていたんじゃないでしょうか」
別の男性住民は、ある“可能性”について証言した。
「サイレンの音には気づいて女房が様子を見に行ったら、規制線の向こうで救急隊員の人達が運転手の胸を押すようにして心臓マッサージのようなことをしてるのが見えたって言っていたよ。それは朝方の話で、結局昼くらいまで警察が規制線張ったまま色々調べてた。えらい時間かけてやってると思ったらニュース見てなるほどなって思った。
車は屋根の部分もないように見えたし、大破してるのは一目でわかったよ。事故が起きたのはウチの畑のすぐ近くだから、俺もビニールハウスの様子を確認しにいったんだ。そしたら警察に立ち会いを求められて『これはタイヤ痕ですよね?』とか『これはぶつかった痕ですよね?』とか確認されたから『そうだ』って答えたよ。それが午前11時30分くらいかな。
その時に話した警察官は『これはおそらく自爆でしょうね』って言っていたよ。車がぶつかった衝撃で周辺に散らばったんだと思うけど、ポーチと名刺、あとは車に飾るような小物みたいなのが落ちていた。ポーチは透明で中が見えるんだけど、小銭が入っていたのは見えた。名刺はちょっとよく見えなかったな。飾りの小物は女の子が飾りそうなやつに見えたから、車も女の子のものなのかなとは思ったけど……」
亡くなった男は群馬県内在住の会社員(34)とみられているが、事故を起こした車は吉田さん名義の車だった。県警は男と、殺された吉田さんとの関係などについて調べている。
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取材・文/集英社オンライン編集部ニュース班













