「ネックレスや指輪などが散らばっていて…果物ナイフが落ちていた」
群馬県警は殺人事件とみて捜査。殺害された女性は現場の近くのマンションに住む吉田千夏さん(28)と判明した。現場はJR高崎駅の北西約500メートルの住宅街で、マンションが多く立ち並ぶ一角。近くに住む人はこう答えた。
「『助けて』という大きな声がしたので外に出て確認すると、男の人が駐車場でウロウロして、車の中を色々とあさって何かを探しているようでした。いったん部屋に戻って5分後ぐらいに『バン』という音が聞こえたので、また誰かが駐車場のバーを突き破ったのかと思ったんです。前にもそういうことがあったので。
それで管理会社に電話を入れたほうがいいなと思い、確認のために駐車場に向かうと女性が仰向けで倒れていたんです。女性は茶髪で痩せていて、ネックレスや指輪などが散らばっていました。駐車場横の茂みには果物ナイフが落ちてました。血は暗くて見えませんでした」
一方、現場から逃走したとみられる男が事故を起こしたのは埼玉県深谷市明戸の片側1車線の直線道路。田畑の間に民家が点在するエリアで見通しがよく、バイパスや国道に繋がる抜け道として通勤の車や配送のトラックなどがよく利用する道だという。
高崎の殺害現場とは約30キロの距離で、国道17号を経由すれば1時間前後で行き来が可能だ。
事故処理にあたった埼玉県警が車内に男がいたことに気付いたのは、24日午前4時ごろだという。近くに住む女性がこう答えた。
「その時間はウトウトしながら起きていたので、音でなんとなく事故に気づいたんです。まず『ギューン』という音がしたのですごいスピードで走ってる車がいるなと思ってすぐ、『ドーン』ってすごい音がしました。それで外に出て周囲を見渡したのですが、真っ暗で見渡せず車は見えませんでした。でもその後にパトカーなどのサイレンが聞こえてきたんです」













