大きな斧で頭パッカーン‼︎
——競技の基本ルールを教えてもらえますか。
ジェイ・ノイズさん(以下ジェイ) 試合でのルールは「アーマー・アズ・ウォーン」と言います。攻撃のターゲットは対戦相手が実際に着用している鎧に基づきます。ターゲットへの攻撃が合計6ポイントになる、または鎧のない部分(弱点)への「クリティカルヒット」(寸止めの一撃)が入るまで戦うというルールです。剣や斧などさまざまな武器を使いますが、殴る、押す、倒すといった行為もOKです。
——限りなく「何でもあり」なルールってことですね。Mさんと加川さんはなぜ社会人になって過激なこのスポーツを始めたのでしょう?
Mさん(以下M) 質問の前提をひっくり返してしまいますけど「安全」だからです。僕はスポーツも格闘技も無縁の人間ですが、映画『ロード・オブ・ザ・リング』のようなファンタジーや騎士文化が好きで。
甲冑体験ができると聞いてこのスクールに来たのですが、ジェイさんに大きな斧で頭をパッカーン!! って殴られまして(笑)。衝撃はありましたが、鎧をつけているとびっくりするくらい痛くなかったんです。それに感動して、これなら自分もできると思い、始めました。
加川聖香さん(以下加川) 私は幼少期に空手と柔道の経験がありまして。社会人になって体を動かしたいと思い、いろいろ探したのですが、仕事が不定期なので一般的な武道教室の固定スケジュールでは通いづらい。
でもここは家から近く、毎日オープンしていて通い放題のシステムだったので見学に来ました。そしたらちょうど両手剣(両手で扱う大きな剣)の試合をやっていて、その戦い方がすごくカッコいいなと。洗練された技術の体系があると知り、すぐに入会を決めました。













