頑なに「卒業証書」の提出を拒否
警察の求めに対し田久保氏側は、刑事訴訟法が定める「押収拒否権」などを理由に、提出を拒否する考えを記した回答書を県警に提出したという。
昨年、4度にわたり「集英社オンライン」がおこなってきた単独インタビューで、「チラみせした卒業証書を出せば全てがはっきりするのではないか?」と取材班は何度も聞いてきた。だが彼女はこう突っぱねていた。
「ずっと言っているように今捜査中で出せる状況ではありませんので」
疑惑の根幹にある東洋大学の学歴について、彼女が語る弁明は一貫して「悪意のない認識不足」というものだ。彼女はインタビューで、当時の自身の内面をこう振り返った。
「大学に行ってない時期もありましたがまったく行ってなかったというわけではなかったので、自分の中では何か問題があるという意識は本当になかったんです」
「これまで一度も卒業証明書を取ったことがありませんでしたし、卒業に関して問題はないだろうと思っていました。そういう意味では私の確認不足、認識不足でありますし、本当に申し訳なかったのですが……」
30年以上もの間、自分が本当に卒業したのかを一度も確認せず、その不確かな記憶を基に公的な選挙に臨んだ。彼女にとって学歴は、「自分でもPRしたいという思いもなく重要視してなかった」事項であり、あくまで事務的なミスに過ぎなかったと主張した。
「確認不足で最終的に事実と違ってこのような状態になってしまっているので本当に申し訳なかったとしか言いようがありません」
と彼女は弁明する。













