ハロプロに続く大物のサブスク解禁は…
実際、2026年から2028年までの3年間を「ハロー!プロジェクト30周年」と位置づけ、その一環として、ストリーミング配信を進めていく旨を発表している。 さらにグループ単位での解禁も既に公式発表があり、例えば、「こぶしファクトリー」はオリジナルリリース全楽曲のサブスク配信開始が告知されていた。
今後、ハロプロは「点」ではなく「面」で広がっていくことが期待される。
サブスクはただ“聴ける”だけでなく“伝播する”ことも特徴だからだ。動画のBGM、SNSのおすすめ、海外のプレイリスト……入口が増えれば、新しいファンの流入も起きる。ハロプロは国内だけで完結しないポテンシャルをずっと持っていたが、これまで入口が物理メディア中心だったことでその機会を失ってきた面もある。
解禁は遅すぎたのではなく、むしろ「いま解禁したからこそ」再発見の波が最大化する可能性がある。
一方で、ハロプロが新たな扉を開いたいま、「次にサブスク解禁するアーティストは誰か?」ということにも注目が集まる。
2025年末時点でも、いまだストリーミングで聴き放題としては未解禁の大物はたくさんいる。SMAP、山下達郎、THE BLUE HEARTS、マキシマムザホルモン、安室奈美恵(2023年11月まで解禁)など、作品性や権利、方針の事情で“未解禁”として名前が挙がりやすい。
サブスクは万能ではなく、アーティストたちの哲学やそれぞれの事情もある。それでも、ハロプロの膨大な名曲群が、ようやく誰もが同じ地平で聴けるようになる――その事実が、未解禁の大物たちに向けた「待ってます」の声を、これまで以上に大きくしていくだろう。
取材・文/集英社オンライン編集部













