「僕もあなたも、みんな1位!」
——ではあらためて、1月26日、定刻19時にスタートしたこのイベントについて、ご本人たちを交えて振り返りたいと思います。
五十嵐 最初は「何を話せばいいのかな?」と思ったけど、みなさん真剣な話は真剣に、くだけた話題は笑顔で聞いてくれたのですごく話しやすかったです。今回、参加者からの質問コーナーがあったけど、サトさんは相変わらずズバッと回答していましたよね。特に盛り上がったのが「僕もあなたも、みんな1位!」発言だった。
里崎 あれは僕にとっては普段から考えていることだから、それをそのまま言っただけ。
五十嵐 「人間は何のために生まれてきたのか?」という問いに対して、まさか精子と卵子の話になるとは思わなかったから、聞いている人たちも焦ったんじゃないかな(笑)?
——あらためて説明しましょう。本書でも触れましたが、「人間は何のために生まれてきたのか?」という問いに対して、里崎さんは「競争に勝ったから」と言いました。ぜひ、ご本人から説明してください。
里崎 僕が生まれてきたのは、僕が最初に卵子にたどり着いた精子だからです。もしも僕が負けていたら、僕はこの世に生まれていない。つまり、自分の意志で競争を勝ち上がって生まれてきた。だから決して、人生については親も含めた他人のせいにはできない。これが僕の考えです。
五十嵐 厳密に言えば、「何のために?」の答えになっていない気もするけど、サトさんがその発言をしたとき、お客さんみんな言葉を失ってたよ。「この人は、精子から話を始めるんだ……」って(笑)。
里崎 今日のイベントでも言ったけど、僕だけじゃなく亮太も、今日会場に来てくれたお客さんも、みんな厳しい生存競争を勝ち抜いてこの世に生まれてきたんだよね。「何のために?」という以前に、生まれたくて生まれてきているんだよ。だから、「僕もあなたも、みんな1位!」なんだよ。
五十嵐 サトさんのすごいところは、最初は「この人は何を言ってるんだ?」と思わせといて、最終的には「何かいいことを言っているな」となっちゃうところなんだよな。サトさんの独自理論と、その弁舌にコロッとやられちゃうというか。
里崎 そうだよ、それが「里崎教」なんだよ(笑)。で、僕の教え、考え方がまとめられているのがこの『幸福論』。この本は、ある種の経典のようなものだからね。













