第3位は社会問題から7月5日起きた大騒動

—では第3位『ぼんち師匠大ブレイク』で。

友保 
2位はね、これちゃんと社会問題。7月5日の『世界滅亡問題』。とんでもない津波が来るとかね、隕石が降ってくるとかね、有名人はもうアメリカに逃げてるとかいろいろありましたけど。

—ノストラダムス以来の。

友保 
スピ界隈騒いでたもんな。それこそズンズンポイポイたろうがプレアデス星人とチャネリングして止めてくれたらしいんで。

—友保さんはスピ界隈にも造詣が深いんですね。

友保 
今年一番良かった陰謀論は、あれですね、「飛行機。実は燃料積んでない」。

—どういういことですかそれ。

友保 
ケムトレイルっていう飛行機雲の陰謀論が流行ったんですけど、まず飛行機、ジャンボジェットは、プール一杯分ぐらいの燃料を積むと。ただあの飛行機の機体にそんな量入るわけない。で、燃料を機体に注ぐのも通常40分から1時間くらいかかるらしいんですよ。そもそも、そんな短時間では無理やと。

ケムトレイル=長時間にわたって残留している飛行機雲は、邪悪な意図で空中に散布された有害な化学物質、または生物兵器であるという陰謀論(写真はイメージです・写真/shutterstock)
ケムトレイル=長時間にわたって残留している飛行機雲は、邪悪な意図で空中に散布された有害な化学物質、または生物兵器であるという陰謀論(写真はイメージです・写真/shutterstock)

—ということは……

友保 飛行機に燃料は入ってません(笑)。そんな新しい気づきを見つけた人間がおって、これだいぶ面白かったです。SNSでほんまにガチで詳しい航空自衛官の人が出てきて「何言うてんねんお前」で一蹴。これもだいぶ良かったですね。

—ちょっと待ってください、じゃあその陰謀論的には、どうやって飛行機は飛ぶんですか?

小林 紙飛行機の原理で。

—なるほど……なるほど? そういう「世界が滅亡する」みたいな噂が出た時、お二人はどうしますか? 信じる? 信じない?

友保 俺は信じても信じへんでも、どっちとっても楽しいですわ。ちょうどその地球滅亡の日に、我々THE SECONDツアーで博多におったんですよ。モンエン(モンスターエンジン)さんとかレイザーさん(レイザーラモン)とか、いろんなおっさんおって。
ケータリングでうなぎが出てきて、みんなでうなぎ食って、この仲良いおっさんらと死ねるんやったら、最高やな言うて。どっちでも良かったですね。あとみんな腹いっぱい過ぎてしゃべってなかった(笑)。

小林 鰻重に米が三合ぐらい入ったんですよ。ギチギチやった。

—小林さんは世界滅亡に関してはどのような見解をお持ちですか。

小林 なんかまあ、定期的にやってくるなと。次はたぶん5年後ぐらいなのかな。もう風物詩というか、いい催しですよね。楽しいです、ああいうのは。