「精神的にも参っていてゲッソリとやつれていた」
近隣住民によると夫婦は中学時代の同級生同士で、晴流容疑者は約12年前にYouTubeを頻繁に更新していた。
「投稿された動画は、バレンタインデーの際にチョコレートを年上の彼女や母親などあわせて6個のチョコをもらったことを自慢したり、当時大人気だったAKBの推しメンを報告する思春期ならではの動画で、再生数はどれも100前後。
動画の再生数を上げたいのかヘリウムガスを吸ったり、サンタの人形を殴ったり、BB弾を自分に撃つなどの“やってみた動画”や『僕は殺人鬼です』『君も殺されたいですか?』とアニメキャラに扮してお面をかぶったネタ動画を投稿しているが、再生数はまったく伸びずわずか一年で挫折している」(情報番組ディレクター)
夫婦と逮捕前日に話をした菜々美容疑者の親族は、肩を落としこう話した。
「流菜ちゃんの葬儀のときは二人ともずっと泣いていたんだ。子供が亡くなったんだからそりゃそうだろうって思っていた。
しかし、7月に入ると俺のところにも刑事が訪ねて来るようになったんだ。全部で5回以上来たよ。同じ頃、二人も警察に頻繁に呼ばれて取り調べを受けていた。
2人には流菜ちゃんの他に上に子どもがいたけど、その子は児童相談所に連れていかれてしまった。取調べも何度もあったしハルも満足に仕事ができなくなり、ここ最近は金銭的にも厳しくて電気も水道も停まって家賃も払えていなかったと聞いている。
それで1週間前からウチに住ませていたんだけど精神的にも参っていてゲッソリとやつれていた。よく、上の子や流菜ちゃんに会いたいとボヤいていたよ。子どもたちのことは可愛がっていたと思う。何でこんなことになったのか…」
現在、菜々美容疑者は妊娠7ヶ月だという。子どもたちが不憫でならない。
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取材・文/集英社オンライン編集部ニュース班